福 島第一原子力発電所 午前4時15 分発表 †
bi1315-j.pdfより<福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ>(3月12 日 午前4時現在)福島第一原子力発電所は全号機(1~6号機)停止しております。1号機(停止中)・原子炉は停止し、非常用復水器で原子炉蒸気を冷やしておりましたが、現在は停止しています。原子炉格納容器内の圧力は高めでありますが安定しております。現在、原子炉水位は低いものの安定しております。・現時点において、原子炉の水位低下により、放射性物質が放出される恐れがあるため、国から、半径3km以内の地域住民に対して避難指示、半径3kmから10km以内は屋内待機の指示が出されています。2号機(停止中)・原子炉は停止し、原子炉隔離時冷却系で原子炉に注水をしておりましたが、現在、運転状態は不明でありますが、仮設電源により原子炉水位は確認でき水位は安定しております。その後、原子炉隔離時冷却系の運転状態が確認できております。・現時点において、原子炉の水位低下により、放射性物質が放出される恐れがあるため、国から、半径3km以内の地域住民に対して避難指示、半径3kmから10km以内は屋内待機の指示が出されています。3号機(停止中)・原子炉は停止し、原子炉隔離時冷却系で原子炉に注水をしております。・現時点において、原子炉格納容器内での冷却材漏洩はないと考えております。4号機(定期検査で停止中)・原子炉は停止しており、安全上の問題がない原子炉水位を確保しております。・現時点において、原子炉格納容器内での冷却材漏洩はないと考えております。5号機(定期検査で停止中)・原子炉は停止しており、安全上の問題がない原子炉水位を確保しております。・現時点において、原子炉格納容器内での冷却材漏洩はないと考えております。6号機(定期検査で停止中)・原子炉は停止しており、安全上の問題がない原子炉水位を確保しております。・現時点において、原子炉格納容器内での冷却材漏洩はないと考えております。その他・モニタリングカーにより発電所敷地内外(屋外)の放射性物質の測定を行い、通常値と変わらないことを確認しました。現時点において外部への放射能の影響は確認されておりません。引き続き、排気筒や放水口等からの放射性物質の放出の可能性について詳細に監視してまいります。・発電所構内発電所構内においてけが人(協力企業)2名が発生しており、そのうち1名(骨折)は救急車、もう1名については業務車にて病院に搬送いたしました。また、当社社員2名が現場において、所在の確認ができておりません。・余震や津波の状況を見ながら、現在各プラントの現場の状況を確認中です。